2017年12月21日木曜日

食べ過ぎてしまう時は・・・④

皆様こんにちは
麻布十番店の野田です

年越しまであと少しですね。年越しは皆さんはどのように過ごしますか?
私は実家へ帰り、家族と過ごすかなといった感じです(^^)


さて本日も前回のブログの続きです!
長く続いたこのシリーズも本日が最後です。
まずは前回までのブログをご覧ください。
食べ過ぎてしまう時は・・・①⇒こちら
食べ過ぎてしまう時は・・・②⇒こちら
食べ過ぎてしまう時は・・・③⇒こちら


食物繊維についてお伝えしたい内容が6つあります。


①水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いについて
②効果について
③年齢、性別での1日摂取の目安量について
④どのような食品に何gの食物繊維が含まれているのか?
⑤不足するとどうなるの?
⑥摂取の注意点は?



本日は⑤⑥についてお伝えいたします。





⑤不足するとどうなるの?

水溶性食物繊維

◆糖尿病になりやすい・・・水溶性食物繊維は、ブドウ糖の吸収を緩やかにする働きあります。つまり不足することで、ブドウ糖の急激な吸収が起こりやすくなり、血糖値が急激に上昇し、そして糖尿病に繋がるリスクが高くなります。

◆血圧が高くなりやすい・・・水溶性食物繊維は、食塩と結びつき、便と一緒に排泄しますが、不足すれば食塩は排泄が滞る恐れが高くなります。つまり血液中の塩分濃度が高まり、塩分濃度を薄めるために血液の量が増え、血管に圧力がかかり、血圧が上がります。

◆便秘になりやすい・・・水溶性食物繊維は、便の水分量を増やし、腸を刺激することで排泄をスムーズにします。不足すれば、腸は刺激されず便秘に繋がります。




不溶性食物繊維

◆腸内環境が悪化する・・・不溶性食物繊維は、腸内環境を整え腸内の有害物質を体外へ排泄する働きがあります。不足することで、腸内環境が悪化し、便秘、下痢、肌荒れ、免疫力低下、鬱な気分といった症状に繋がります。

◆便秘になりやすい・・・不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収し便のかさを増やし、腸内を活発化し、排泄を促します。不足すれば、腸内は活発に働かず便秘に繋がります。




⑥摂取の注意点は?


水溶性食物繊維

◆人によっては摂り過ぎたときに下痢の症状を起こすこともあります。下痢が続くと水分とともにビタミンやミネラルなどが排泄されてしまうので注意が必要です。


不溶性食物繊維

◆胃腸が弱く、下痢をしやすい人は多く摂ると下痢を起こしてしまいます。また、水分が不足すると便がスムーズに移動できなくなり、逆に便秘を招いてしまうことがあります。またよくかんで食べることも大切です。よくかむことで繊維がほぐれて、水分を吸収しやすくなるためです。



目安量は前回のブログをご参照ください⇒こちら






「食べ過ぎてしまう時は・・・」
というタイトルで4つブログを書かせていただきました。
ぜひ興味を持った方は最初から順番に読んでみてください。きっと役立つ情報があるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございます。






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