2017年7月22日土曜日

脂肪燃焼のメカニズム

皆さまこんにちは。
麻布十番店の矢本です。
7月も終わりに近づき、早い方はもう夏休みでしょうか?
暑い日が続きますが熱中症にはお気を付けくださいね!

さて、前回お伝えしました脂肪が蓄積されるメカニズム
今日は消費されるメカニズムをお伝えします!

まず前回の復習ですが、
摂取した糖の貯蔵は血中20g→筋肉中200250g→肝臓150200g→脂肪細胞
なのでたくさん糖を摂取してしまうと貯蔵される最大(約470g)量を超えた分は脂肪として蓄えられるとお伝えしました。
では脂肪を消費するためにはどうすれば良いでしょうか?

消費カロリー>摂取カロリー
にすればもちろん脂肪細胞に蓄えられる分は減っていき、消費もされていきますが今回は溜まってしまった脂肪を運動で減らすことを考えていきましょう。

脂肪を減らすためには脂肪を使わなくてはいけません。
筋トレやダッシュなど瞬発系の無酸素運動は筋肉中のグリコーゲンを主原料として使用するので脂肪燃焼とまではいきませんが、筋肉を鍛えるので基礎代謝を上げることにつながります。
筋トレによって筋中から溶け出し血中に流れ出た遊離脂肪酸を有酸素運動で燃焼すれば効率も良いので筋トレの後の有酸素はダイエットに効果的と言われています。
脂肪を燃焼させるには有酸素運動を続けることが大切なのです!

有酸素運動にも種類がありますが、例えば低強度のウォーキングなどの有酸素運動では脂肪をエネルギーにしてパワーを出します。
スピードを上げていくと筋肉は筋グリコーゲンを有酸素で燃やしてパワーを出します。
もっとスピードを上げていくと筋中のグリコーゲンと脂肪細胞の使う割合が変わってきます。
フルマラソンやウルトラマラソンのように時間が長くなるとまたその割合も変わります。
なのでプロのアスリートの方達は種目によってどのようにエネルギーを使うかで食べ方なども変わってきます。
面白いですね。

少し話がそれましたが…

筋肉中のグリコーゲンが使われると肝臓のグリコーゲンが使われます。
肝臓のグリコーゲンが使われてやっと脂肪細胞が使われます。
それぞれが貯蔵している量が足りなくなると補給されるのです。

良く聞く20分以上を運動をしないと脂肪は燃えないというのはそこからきています。
厳密に言うと運動してすぐでも糖(グリコーゲン)は使われているので20分以下の運動でも全くしないよりはした方が断然良いことがわかりますよね
20分以上すると脂肪細胞が使われ、燃焼を始めるので効率よくダイエットができるのです。


次回は有酸素運動でより効率よく脂肪を燃焼させる方法をお伝えします!!!

最後までお読みいただきありがとうございました。





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